ご挨拶
新年が明け、生徒の皆さんがレッスンへ来られる前にスタッフが出勤。
顔を合わせると「明けましておめでとうございます。Happy New Year」と挨拶をしました。
在日歴がすっかり長くなったNick先生。
脚をそろえ、両手を膝にのせて深々と頭を下げて「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と日本語でご挨拶。
あまりの日本式ぶりに思わず私とManamiさんは顔を見合わせたのでした。ここって英会話スクールだよね?と。
その数分後、アメリカから帰国して24時間しか経過していなかったHal先生。Happy New Yearとこちらが声をかけると、Hmと短い咳払いで終わりました。
これまた私たちにとっては「そうだった、日本式以外もあり得るんだ」と新年から水をぶっかけられたように目が覚めたのでした。
そのHalと話していたのですが、1月10日を過ぎて初めてお目にかかる生徒さんたちにもHappy New Yearとご挨拶していましたが、日本人の生徒さんたちは皆さん一様に「Happy New Yearかなぁ」と言われます。
確かに、日本語であれば松の内が明けてしまったので「明けましておめでとう」とはもう言いませんね。
Halが言うには、英語であればたとえそれが2月であっても、その年が明けて初めて会う人にはHappy New Yearと言っても差し支えないということです。
挨拶表現は本当に全く同じ意味にはならないので面白いですね。