スイス旅行の徒然 その３

スイスといえば連日テレビの報道で騒がれていますね。
名物「氷河特急」の脱線事故で亡くなられた方とそのご家族には
本当にお気の毒にと思います。

そんなスイスが世間をにぎわせているおかげ？なのか
生徒さん、保護者の方々から聞かれました。
「センセー　アレに乗られたんですか？」と。

え～っとですね。
アレ（＝氷河特急）は時速30kmで走行するため出発から到着まで
なんと8時間もかかるんです。
時間も勿体なければお金も勿体ない…と考えて乗らない選択をしたのでした。

ただ、「8時間も乗車なんでヒマ～」というわけではないと思うのです。
なぜって、車窓風景がそれはもう美しいんです。
普通の田舎を走っているとそこからの車窓風景はため息がでます。

もう文字通り「世界の車窓から」の番組が無料の上、エンドレスです。

土がむき出しの土地は滅多とありません。全て牧草で埋め尽くされています。
ただ…土がむき出しの土地に関しては他の国の人にも指摘されたことがあるのです。

「日本はグラウンドが何で砂なの？」と。
砂…ではなくて土だよ。
と答えたものの、砂だろうが土だろうが違和感があるそうです。

例えば北米ならば芝生（強い欧米芝）か又は木の下にはおがくずを敷いているので
むき出しの土は滅多と見ない、という主張です。
そう思いながらスイスの地形を見ているとやはりむき出しの土には遭遇しませんでした。

どなたか、海外へ近々出られる予定の方がいらっしゃれば
どうぞ観察でもしてみてください。