One Weekend in Kurashiki

How often do you get together with friends from school?

私の学年にとって今年1年は大きな節目になるため、大学時代の友人たち11人と集まる計画を立て、倉敷で勢揃いしました。1年か2年に一度、県外に住んでいる誰かが岡山へ帰省する際に声をかけて数人で集まることはありましたが11人が揃うことはなかなかありません。皆が家庭を持ち、仕事をしていると、家を空けることが難しくなります。子供に手がかからなくなればお金がかかります。

今回の集まりは地元の倉敷美観地区にある老舗旅館に宿泊。流石に老舗とあってお安くありませんが節目の年に記念となる集まりでした。美観地区にはン年も行っていなかったのでその変貌ぶりにビックリしました。小売店の数も増え、道も歩きやすくなり、商店街の空き店舗も減っているではありませんか。大原美術館も綺麗になって以来足を踏み入れていませんでした。美観地区は風情あって美しい。ただいくら美しかろうが日中の暑さは34℃です。なので早朝のひとけのない時間にみんなで散策をしました。女が11人も集まれば正直なところ、場所はどこでも良いのです。お喋りの内容は仕事から家族、愚痴も健康話もなんでもありです。学生時代の思い出話にも花が咲きました。卒業アルバムのページを写真で見ながらお互いの若さに苦笑いです。

さて、なんでこんな暑い時期に集まろうと思ったの?と一番の言いだしっぺに尋ねたら、やはりきっかけがあったのです。妙齢になった今、今健康で普通にいる相手が、来年同じようにそこにいるとは限らないのです。会いたいと思った時に会う努力をすることなのです。

丁度去年、NEOで働いてくれていた日本人講師のRさんがまだ30代の若さで逝ってしまいました。東京へ引っ越して以来、毎年私の誕生日がある秋頃に連絡をくれていたのに、今年は連絡が無いなと思ったままにしていました。その彼女から連絡をもらった去年の夏には、もう彼女の残り時間が短くなっていました。なので、もし誰かの顔が脳裏に浮かんだら、それはその人に連絡をしてはどうですか?という意味です。そしてそう思われる人でありたいと思います。

AyumiComment