早期英語教育の是非

たまたま見た「林先生が驚く初耳学」で、早期英語教育について語っていらっしゃいました。

幼少期から英語を行うことが本当にいいのかどうかですが、英会話スクールをしているこちら言うのもなんですが、始めるのが最適な時期はその子によってすべて違います。早ければいいかというと、そうとは思いません。

音感もあり、新しいことに興味があり、間違えることに抵抗が少ない子供さんは多少遅く始めても、1歳から始めた子どもさんと変わりなく理解が進みます。逆に、人の10倍努力をしてようやく人並みという場合は早く始めることに意味があるとも言えます。

英語が話せるかどうかは大人になっても可能です。発音の良し悪しもご本人の努力とセンス。

では早く始めることでのメリットは?となると、やはり英語独特の音を早くから捉えられること。日本語とは異なる文化や考え、人間に触れること。無意識のうちに違うものが存在しそれを認められることでしょうか。

ちょうどお父さんの転勤で実家のある岡山を離れたHY君。幼稚園の頃にNEOへ通い始め、フォニックスを1年目から経験し、できなかったときは悔しくて涙を見せることもありました。小学2年生で転勤してしまいましたが、彼のお母さんがときどき近況を知らせて下さいます。

新天地でネイティブの先生と日本人の先生がいらっしゃる教室へ通い始め、フォニックスの最初の基礎を頑張って身に着けて転校したので、新しい教室でも知らない単語が出たときにルールに当てはめて読もうとするそうです。そのことで先生にいい言葉をかけてもらえるとのこと。

褒めて伸ばすことだけが教育でありません。この場合は、新天地で褒めてもらえることがHY君の自信につながっていることと思います。

がんばれ、HY君。たまには岡山に戻ったら顔を出してね。

AyumiComment