柔らかい
気づけばバレンタインも過ぎ、いよいよ春の日差しが気持ちい日が増えてきました。
世間では卒業に向けて音楽練習をしているところもあり、有名な歌の楽器演奏などがあるようです。
その中で井上陽水さんの「少年時代」を演奏する学校をプログラムでみました。
私はこの歌が好きなのですが、ふと思ったのです。歌詞が英語にできないのです。スピッツの歌のように。
夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう
青空に残された 私の心は夏模様
夢が覚め 夜の中 永い冬が窓を閉じて
呼びかけたままで 夢はつまり 想い出のあとさき
夏まつり 宵かがり 胸のたかなりにあわせて
単純に英語に訳せるのはほんの数か所だけ。あとは現代国語の理解力と詞的センスでしょうか。
音の響きがいいので歌詞に採用されている可能性もおおいにあるとは思いますが、柔らかい音が好まれますね。
先日Manamiさんと話をしていた際に「女の子の名前」として平仮名のみの子どもさんが増えています。
あおいちゃんなどは代表的ですが、たとえば「すみれちゃん」も柔らかい印象です。
余計なことにこれを漢語で言ったらどう音が変化するのだろうと調べたら「菫=チン」(音読みではキン)でした!
どうも柔らかくないですね。