戦争写真家
日本に来る前、私は長い間報道写真家になりたいと思っていました。世界中へ行って、いろいろな国の人に会ったり、いい写真を撮ったりするのはいいなと思いました。一回も海外に行ったことがない大学生にとって、とても魅力があることだと思います。
初めて報道写真がいいなと思った時のことを今でもまだよく覚えています。大学の一年生のとき、マイケル・キャンバーというフリーランスの写真家がキャンパスに来てくれたのです。キャンバーさんは危ないところへ行って、戦争や政治の変動を取材しています。そのために、イラク、パキスタン、ナイジェリア、ハイチなどへ行きました。彼の写真が大きい雑誌や新聞によく載って、いろいろな賞も受賞しました。
そして、大学で素敵な講演をしてくれました。戦争写真家の生活はもちろん易しくないと言いました。収入も少ないし、危ないことも多いし、休むこともほとんど出来ません。人の苦しみを目の当たりにして、大変でしょう。しかし、それを見たら、それを世界に送って、みんなに知らせたくなると言いました。アメリカや日本、豊かな国の人々は貧しい国のことをあまり考えることがないでしょう。ですから、戦いや変革を記録することほど、大切な仕事はないと言いました。
結局、私は写真家になれませんでしたが、キャンバーさんの話はよく考えてきました。よければ、キャンバーさんのサイトをぜひ見てみてください。
このインタビューはとてもいいです。ここの英語はかなり難しいですが、チャレンジしてみてください!