自由参加です。
秋の行事と言えば「運動会」ですね。
最近は夏の終わりに練習を始めると児童たちが大変なので春に前倒しする学校も増えているかと思います。
Sports DayやSports Festivalなど英語表現はありますが、日本で思われているような運動会とは少々違います。
集団行動と運動が大好きだったので私は運動会を苦痛に思ったことはありませんが、大人になり、この運動会の意義はなんぞや?と思うこともあります。
諸外国では当然ながら運動会そのものがない国も多く、また行われていたとしても日本と全く同じような運動会ではなく、より「楽しさ」に重点を置いているようです。
強制的に「創作ダンス」「組体操」「リレー」に出さされるのではなく、興味のある競技を生徒自身が選んで参加するようです。
アメリカの場合はField Dayと称し、全員強制参加ではなく自由参加です。これまた自由ですね…
私はField Dayが全員強制だと思っていたのに、実際には参加していないクラスメートがいて「参加していない生徒は一体その時間は何をしているんだろう??」と純粋にギモンに思った記憶があります。
ところが海外にある日本語学校や日本語補習校では日本式に近い運動会種目が行われています。
子ども心に運動会の練習で全体行進に延々と時間をかけていることには疑問を感じていましたが、教育委員会ではそれなりの思いがあるようです。
「集団行動を身に着ける」ためらしいのですが、小学校児童が足並みをそろえて行進する姿を見た外国人たちが「ここは北朝鮮か?!」とつぶやいていたことが忘れられません(笑)。
ちなみに「綱引き」は英語表現でもありますが、「玉入れ」はないので、説明が必要ですね。