日本語学習
Nickが日本語を仕入れて来る先は、地道に教科書でお勉強している内容が基礎としたら、実践では週末にお出かけをした際に周りの日本人が話していることや話しかけられた内容がまずひとつ。
その次の実践としてはNEOへ来ているキッズの連呼する日本語です。
音感のいいNickはキッズが連呼する表現を意味はわからないながらに同じように私の前で言って見せます。そしてその意味を私に尋ねる。
今回聞かれたのは「オッタン」です。「オッサン」ではありません。
何のことかというと、「あそこに虫がいた」の「いた」が方言で「おった」になったパターンです。
またもうひとつ、5年生の男の子が言った「ま、ええわ」です。
「わ」って女言葉の終わりにつけるんでないの?と言うNick。そうだね、「それはいけないわ」という場合ならそうでしょう。でもこの「ええわ」はいいんです。
そんな彼は在日丸2年半が過ぎ、まだ一向に日本語能力検定を受ける気配がありません。生徒さんに英検を勧めるのならば自分も受けたほうがいいんですが。
それでも検定本を買ってきて問題を解いてみたら5級は合格圏内の判定だった模様。
その横に座るRJはキッズたちに「それはいけんじゃろ」と言う岡山弁先生です。